コンセプト

「つくる」「知る」「つながる」をテーマにキットを折って組み立て、完成させることでフリーリード楽器の構造や原理について知ってもらうこと。
モノをつくる知識は他の様々なアイデアや知識へとつながります。
また、自分でつくった楽器でみんなと音を奏でることで、よりモノを大切にしたり、みんなとのコミュニケーションを楽しむ場を提供できればと考えます。

考案者 PROFILE

岡田路子(おかだみちこ)

1972年生まれ、京都市立銅駝美術工芸高等学校図案科卒業、大阪芸大映像学科卒業。
現職のアコーディオン専門の修理・調律師。 2012年じゃばらの研究をしていてペパニカを考案する。
その後ワークショップを全国各地のカフェや雑貨屋で開催。 2017年ペパニカのキットを発売する。

papernica(ペパニカ)の誕生秘話

ペパニカは商品を作ろうと思って生まれたものではなく、考案者の研究心と遊び心から発展しました。
アコーディオンをもっと可愛くできないか、というところから「じゃばら」の研究を始めた時に立体折り紙の本と出会い、一枚の紙から「じゃばら」が作れることに感銘を受けました。来る日も「じゃばら」を折りつづけ、気がつくと机の上がじゃばらでいっぱいになっていました。
そこで「音出せるのかな?」と思いケーキ箱などの厚紙をカットしてリードを組み込み、小さな楽器に仕上げました。 そこから楽器を作るワークショップをするようになり、ワークショップを始めると参加者や遠方の方などから「家でも作りたい」とのご意見をいただき、再度研究を重ねて”ペパニカ・キット”を完成させました。今後も遊び心を大切に、いろいろなバージョンの商品を提供できればと考えております。

papernica(ペパニカ)の名前の由来について

paper(紙)+nica →イタリア語でアコーディオンのことを”fisarmonica(フィサルモニカ)”と言います。
ヨーロッパ生まれのアコーディオンですが、ハーモニカなどリード楽器の語尾には”nica”が付くことが多く、意味は定かではありませんが2つの言葉をくっつけて造語の名称をつけました。
英語のように発音するのであれば、「ペーパーニカ」となりますが、日本人には 「ペパニカ」の方が馴染むであろうと推測し、どちらも正式名称としています。

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